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[放置自転車]

2024年12月19日

放置自転車撤去前の「所有者確認」方法についてご説明します

SDGsや3Rなどが広く知られるようになり、また昨今の物価上昇にもともない
「ものを大事にしよう」という気持ちは日本人なら誰もが持っているのではないかと思います。
しかし、なぜか一向に減らないのが「放置自転車」です。


見回りの厳しい駅前や駐輪場などへの放置は少なくなっているのかもしれませんが、マンション駐輪場への放置や私有地への乗り捨てなどで、処分に困った管理人様や不動産会社からの撤去のご依頼が後を絶ちません。
弊社でも毎日トラック2〜3台分ほど回収しているといった状況です。

放置自転車をなくすことができれば一番良いのですが、こればかりは個人個人の心がけですのでどうすることもできません。弊社では、せめてごみを減らし、無駄になる自転車を減らすべく、海外への輸出を行っております。
ですから、「数か月前に撤去された自転車を返してほしい」と言われても、ほとんどの場合は遥か海の彼方…ということになってしまいます。

撤去前の警告について

そのようなことにならないために、まずは撤去前に所有者確認をすることをおすすめしています。
1つ前のブログでもご紹介しましたが、撤去警告札(〇月〇日までに札が取れていないものは撤去します、という内容)を自転車に取り付け、2週間〜数か月札が貼られたままの自転車だけを撤去する、という方法です。

通常は管理人様や不動産会社様にご対応いただくのですが、どのようにすればよいかわからないという方のために、弊社が行っている方法をご紹介します。
まずは以下のような「警告札」を放置自転車と思われる自転車に一台ずつ取り付けていきます。


またマンションの掲示板や駐輪場前などの目立つ場所に、警告文も掲示しておきます。


それから一定の期間、対象の自転車に対して様子を見ます。特に何日以上置いてあれば放置自転車、という規定はないのですが、警告札を貼ってから短くても2週間以上は様子を見ることをおすすめしております。

それでも持ち主が現れず札が貼られたままの自転車は、「放置自転車」として撤去させていただきます。このような所有者確認をせずに「邪魔だから撤去して欲しい」とご依頼をいただいても、弊社では対応しかねますのでご了承ください。

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